【FFTリメイク】性別の違い

最終更新：2025年09月30日 23:20

FFTリメイク（ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリースクロニクルズ）において、新規加入する汎用ユニットを選ぶ際、性別の違いを意識することは、特定のジョブ運用や装備選択に影響を与えます。この記事では、男女ユニット間で発生するジョブやアビリティ、ステータス、そして戦闘システムへの影響を網羅的に解説し、効率的なパーティ編成を行うための判断基準を提供します。イヴァリースでの冒険を円滑に進めるために、男女ユニットそれぞれの特徴を把握しておきましょう。

この記事の要点

ユニットの性別によって、上級ジョブである吟遊詩人（男性限定）と踊り子（女性限定）のどちらに就けるかが決まります。
リボンや香水など、女性しか装備できない強力な性別専用装備が存在します。
シーフのアビリティ「ハートを盗む」によるチャーム付与は、異性にしか成功しない仕様です。
ユニット間の星座の相性は、性別が異なると最高相性、同性だと最悪相性になる組み合わせがあり、与ダメージや被ダメージに影響します。
ゲームをクリアする上では、性別による大きな優劣は存在せず、最終的には固有キャラの加入により性別バランスを意識する機会が減ります。

性別によって制限されるジョブと育成ルート

FFTリメイクの汎用ジョブの中には、性別によってジョブチェンジが制限される性別固定ジョブが2種類存在します。

1. 吟遊詩人と踊り子の性別制限

吟遊詩人（汎用ジョブの一つ）と踊り子（汎用ジョブの一つ）は、以下の通り性別が固定されています。

吟遊詩人：男性限定ジョブです。
踊り子：女性限定ジョブです。

これらのジョブは、パーティ全体を支援する強力なムーブアビリティ（移動アビリティの一種）を習得できます。どちらのサポート能力も魅力的であるため、パーティメンバーに両方の性別をバランス良く採用することで、将来的に全てのジョブを網羅することが可能になります。

2. ステータス成長率に明確な優劣はない

ソースで言及されている範囲では、男女間で明確にどちらの基礎ステータス（物理攻撃力や魔法攻撃力など）が優れているという記述はなく、「大きな違いはない」とされています。育成を深く突き詰める場合を除き、純粋なステータス差を気にする必要性は少ないといえます。

性別専用装備とチャーム効果の影響

性別の違いは、装備品や特定のアビリティの効果範囲に影響を及ぼし、これが戦闘における有利・不利に繋がります。

1. 女性ユニットに有利な専用装備（リボン・香水）

女性キャラクターは、香水やリボンなどの性別専用装備を身に着けることができます。これらの装備には優秀な性能を持つものが多く、装備の選択肢という点では女性キャラクターが若干有利になる場合があります。

ただし例外として、固有ジョブ「ソルジャー」を持つクラウド（男性キャラ）は、原作のイベント要素を踏襲し、リボンを装備可能です。

2. シーフのアビリティ「ハートを盗む」への影響

シーフのアクションアビリティである「ハートを盗む」は、対象をチャーム状態（魅了）にする効果を持ちますが、このアビリティは異性のキャラしか魅了できません。

したがって、もしパーティメンバーを女性キャラ中心で固めた場合、敵のシーフ（男性であることが多い）の「ハートを盗む」の標的になりにくくなりますが、逆に味方の男性シーフが敵の女性ユニットをチャームにかけることができなくなります。

星座相性が戦闘に与える影響

FFTでは、キャラクターの星座の相性が、ダメージや回復量に影響を与えます。この星座相性において、性別は非常に重要な要素となります。

1. 相性と性別の関係

キャラクター同士の星座の組み合わせによっては、異性だと最高の相性（ダメージや効果が大幅に向上）になる一方で、同性だと最悪の相性（ダメージや効果が大幅に減少）になる場合があります。

このため、パーティ編成やアビリティの使用ターゲットを選ぶ際、単に星座だけでなく、性別も考慮に入れることで与ダメージや被ダメージが大きく変動する点に注意が必要です。

2. 仲間の厳選における性別の立ち位置

汎用ユニットを戦士斡旋所から採用する際、性別と星座を厳選することは可能ですが、ゲーム終盤に強力な固有ジョブを持つキャラクターが多数仲間になるため、最終的なパーティ編成においては性別を過度に意識することが難しくなります。結果として、どちらの性別を選んだとしてもゲームクリアには問題なく到達可能です。性別は好みで選んでも、強力なアビリティと装備でカバーできる要素といえるでしょう。