【未解決事件は終わらせないといけないから】ストーリー攻略

最終更新:2025年10月09日 12:33


『未解決事件は終わらせないといけないから』は、会話の断片を組み合わせて真相を追求する、パズル要素が特徴の推理アドベンチャーゲームです。この記事では、物語の核となる「犀華ちゃん行方不明事件」の真相を解き明かすためのストーリー攻略に必要な、全ての謎解き手順と鍵の答えを徹底解説します。会話の時系列整理の具体的な方法や、エンディング分岐の条件も網羅しているため、複雑に入り組んだ事件の全容を迷うことなく理解し、スムーズな未解決事件は終わらせないといけないからのクリアを目指すことが可能です。

『未解決事件は終わらせないといけないから』の基本的な進め方と謎解きシステム

本作は、元警部である清崎蒼が12年前に発生した「犀華ちゃん行方不明事件」の真相を追うアドベンチャーゲームです。物語は会話形式で進行し、バラバラになった「記憶のかけら」(会話の断片)を集めて整理することが、事件解決の鍵となります。

ストーリー進行の核となる「会話の時系列整理」のコツ

ゲームの進行において最も重要なのは、会話の断片を正しい人物の縦列に配置し、さらに時系列順に並べ替えることです。

  1. 発言者の特定と解放
    • 会話内にある青いワードや、ピンク色のワードをクリックすることで、新たな「記憶のかけら」や、会話を割り当てるべき新しい発言者(人物)が解放されることがあります。ピンク色のワードは、人物の選択肢を増やすための重要な手がかりです。
    • 会話をどの人物に割り当てるかの判断は、主に口調や呼び方から推測できます。例えば、会話の中に[孫娘]という単語が含まれていれば、犀華の祖母(松田貴子)の発言である可能性が高いでしょう。
  2. 会話の順番(時系列)の調整
    • 会話を正しい人物に割り当てたら、その会話の順番を入れ替えて時系列を揃えます。会話のセリフセットの電話のマークの左上側に、上下の矢印ボタン(非常に見づらい保護色になっている場合がある)が存在しており、これを利用して順番を調整できます。
    • 正しい発言者に割り当てられ、時系列が整った会話のセットは固定され、以降は移動できなくなります。
  3. 黄色の鍵の入手
    • 会話の固定が成功するたびに、画面右上の黄色いポイントが加算されます。時系列を正しく繋げるとこのポイントが貯まり、黄色の鍵が一つ手に入ります。この鍵で黄色のロック(鍵のかかった記憶)を解除できるようになります。

3種類の「鍵」とロック解除の具体的な条件

物語の核心に迫るためには、ロックされた重要な記憶や情報(鍵のかかった記憶)を解除する必要があります。鍵には主に3種類あり、それぞれ解除方法が異なります。

  • 黄色い鍵: 会話を正しく時系列順に繋げた際に得られる鍵を1つ消費して開けることができます。
  • ピンクの鍵: 問いに対する答えとなる会話や画像を、会話の中から探し出し選択することで解除されます。ロックされた会話に赤い点が表示されたら解除可能の合図です。
  • 紫の鍵: 問いに対する4ケタの数字を入力することで解除されます。数字は0から9までの4つの丸をクリックすることで変更可能です。こちらもロックされたセリフに赤い点が表示され、正しい数値を入力可能と表示されていれば、解除できます。

記憶のかけら整理におけるキーパーソンの特定方法

会話の時系列を整理する上で、特に犀華の母槙野恵は、証言が複雑に入り組んでいて判別が難しい場合があります。

判別が難しい「犀華の母」と「槙野恵」を見分ける方法

犀華の母(松田理佐子)と槙野恵(育児ヘルパー)は、どちらも犀華の失踪に関わる女性であり、会話の割り当てに迷いやすいポイントです。

  • 犀華の母(松田理佐子)の特徴
    • 彼女の会話グラフィック(+マークから確認可能)の髪の色は薄い茶髪系をしていると推測されます。
    • 事件後の会話では、刑事に対し「娘がいなくなった」と訴えており、祖母からの連絡翔太(犀華の兄)の話が一切出てこない証言が多い傾向があります。
  • 槙野恵の特徴
    • 外見は黒髪の長髪の女性であると、会話のグラフィックで判別できます。
    • 彼女の証言には、犀華がいなくなった正確な時間(3時33分)や、翔太君が一緒にいたという内容が多く含まれます。彼女は宮城家の子どもたちの育児ヘルパー(子育て支援員)です。

真相に迫る!キーパーソン「犀華の父」の証言整理

犀華の父である宮城哲郎は、会話内のグラフィックからその状況を特定できます。

  • 宮城哲郎の外見と状況
    • 哲郎の発言を示すグラフィックでは、車椅子に座っている男性が表示されます。彼自身の証言にも「車椅子で近づきにくい公園に行く時は、恵さん一人で子供たちを連れて行く」という言及があることが、この特定を裏付けます。
    • 彼の証言では、犀華だけでなく「子供たち」と複数形で呼ぶなど、翔太も含まれていることが示唆されています。

宮城哲郎、翔太、恵の証言が関わるルート(犀華の父ルート)は、犀華の母や祖母が関わるルートとは別の事件の側面を示しており、それぞれを並行して整理することが、未解決事件の全容解明につながります。

難解な「ピンクの鍵」の解答と証拠陳述一覧

ピンクの鍵は、問いに対して最も関連性の高い陳述を会話の中から見つけ出し、選択することで解除できます。

問い 答えとなる陳述(陳述者) 根拠となるキーワード
翔太が常に手に握っている物 宮城哲郎の会話(2012.2.3 17:42)の画像に映っている翔太の傘を選択 #泣く, #離婚, #傷
犀華の生存を確信できる陳述 『夕食を食べさせたあと、連れていってあげました。』(元英語教師/原島公正) #自首, #傷
犀華の母を疑う理由(3個) 『最近ずっと同じ公園に行っていた気がします。…』、『家族ではないのに…』、『もうママと呼んでくれない…』(宮城 哲郎、犀華の母/松田理佐子) #背が高い, #名前, #公園
英語教師の経済状況が悪化した決定的理由 『「養育費を送るのが難しい」と。』(犀華の母/松田理佐子) #呼び鈴, #公園, #時間
祖母が誘拐を指示した方法が分かる陳述 『彼に電話で頼んだのです。理佐子が…』(松田 貴子) #名前, #公園, #学校
哲郎と恵の関係が分かる陳述 『恵さんは、うちの子たちの育児ヘルパーです。』(宮城 哲郎) #育児ヘルパー, #誕生日
翔太が盗んだものが分かる陳述 『カードが一枚なくなってました。』(アポロン文房具) #嘘, #死亡

※特に「翔太が常に手に握っている物」は、会話内の画像(+マークから開ける)に正解が映っているため、見逃しに注意が必要です。

「紫の鍵」4桁パスワードの答えと情報源

紫の鍵は4桁の数字入力でロックを解除しますが、手がかりとなる情報を集めてから入力することが推奨されています。正解の日付は、市役所や元英語教師の証言から特定できます。

問い 正解の4桁の数字 該当する日付 根拠となる情報源
犀華の母の誕生日 1225 12月25日 市役所で解放される家族関係証明書の情報から特定。
犀華が行方不明になった日付 0203 2月3日 犀華の父、恵、翔太の証言の時系列から確認できる失踪日。
犀華の母が退院した日 0403 4月3日 元英語教師の証言(自首した理由)にある予備招集日欠席者リストと関連付けて特定。
恵の誕生日 0206 2月6日 コアラ会支援センターの情報が解放されることで判明。
犀華が死んだ日付 0720 または 0719 7月20日 または 7月19日 元英語教師の娘が生まれた日から数日後(108日後)として逆算して特定します。

全エンディング分岐の条件と回収ルート解説

未解決事件は終わらせないといけないからには、物語の最終的な結末に関わる2種類のエンディングが存在します。

鍵の必要数と「審判者の名前」の選択

全ての謎を解き明かし、画面右上の青い>|マークを押してストーリーを進めると、最終的な場面で審判者と清崎蒼の会話が始まり、審判者の名前を選択する場面が訪れます。

  1. 通常エンディング:上の話者を選択すると到達します。このエンディングでは、画面左の警官が宮城犀華、右の女性が退職した清崎蒼警部として描かれます。事件の真相の一部が明かされるものの、松田理佐子が心神喪失状態にあるという事実は、このルートの結末では通常触れられません。
  2. もう一つのエンディング(トゥルーエンド):下の話者を選択することで到達できます。この選択肢をアンロックするためには、黄色の鍵が2つ必要となります。この結末では、画面左の警官が清崎蒼警部、右の女性が刑期を終え心神喪失状態となった松田理佐子として描かれ、より詳細な事件の真相に迫ることになります。

全エンディングを回収しコンプリートを目指す際は、鍵が2つ揃っている状態で、分岐点となる選択肢の直前でセーブをしておくことで、効率的に両方の結末を確認することが可能です。

まとめ:未解決事件の真相を解き明かすために

未解決事件は終わらせないといけないからストーリー攻略を完遂するには、会話の時系列整理が不可欠です。特に、犀華の父が車椅子である事実や、槙野恵が育児ヘルパーであるという関係性など、人物ごとの背景情報や、会話内の手がかり(キーワードやグラフィック)を組み合わせることで、複雑な証言の配置がスムーズになります。

難解な紫の鍵の数字(誕生日や日付)は、市役所元英語教師の証言内容から逆算したり、日付情報を確認することで正確に導き出せます。事件の真相は、犀華の母である松田理佐子が心神喪失状態で犀華を誘拐し、それを元英語教師の原島公正が庇って自首したという、登場人物たちの複雑な心理が絡み合った悲劇でした。すべての謎を解き明かし、未解決事件の全容を把握してトゥルーエンドへ辿り着きましょう。

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