【ラタトスクの騎士】用語

最終更新:2013年09月04日 00:43


精霊ラタトスク

魔物の王にして大樹カーラーンの精霊。センチュリオンに命じて世界のマナのバランスを保つ世界の守護者。現在は、球の形をした宝石のようなコアの状態で眠っている。センチュリオンたちを通じて魔物たちのネットワークを持ち、その情報網は新たな大樹の場以外の全ての場所に及ぶ。大樹カーラーンを滅ぼしたヒト(=人間とエルフ)とハーフエルフを憎んでいる。昔信頼したハーフエルフにデリスエンブレムを渡し、裏切られたことから、ギンヌンガ・ガップにデリスエンブレムの持ち主を排除するための罠を仕掛けた。後にヒトに対する憎しみが消え、リヒターたちと和解した後は、ギンヌンガ・ガップに敷く新たな封印のために、リヒターが封印の人柱になっている間に全ての生命からマナを切り離し、そのマナでギンヌンガ・ガップを封印することにした。この作業には1000年かかり、そして1000年後には世界のあらゆる生命はマナ無しで生きられるようになった。

 

ラタトスクの騎士

ラタトスク及びラタトスクのコアを宿すマルタを守る騎士の名称。危機に陥ったマルタを守るため、エミルはテネブラエによって半ば無理矢理契約をさせられて力を与えられた。それ以降戦闘の時には目が赤くなり、口調も荒々しいものになる「ラタトスクモード」という人格が生まれた。実際は、本物のラタトスクの偽人格「エミル・キャスタニエ」の中に眠る「ラタトスクの人格」と力を目覚めさせるために、テネブラエが「契約」として偽りエミルをラタトスクとして目覚めさせた行為である。「ラタトスクの騎士」は元々存在しないものであるが、本物のラタトスクを守るための囮として偽物のコアを植え付けられていたマルタこそが、本当の「ラタトスクの騎士」になる。

 

エイト・センチュリオン

ラタトスクに付き従う、精霊でも動物でもない孤高の生命体。世界の属性を司る。魔物と縁を結び配下にすることで力をつける。孵化している状態ではラタトスクのコアと同じく宝石状態だが、生物状態のものもあり、双方とも人語を話せる。未孵化状態では蕾のような形をしており、普通の人間が長時間触れていると、自我を失って暴走する。大気中のマナを吸収して活動するため食事は必要ない。

 

魔族

魔界に住む種族。巨大な力を持ち、あらゆる手段を用いてヒトの世界に侵略しようと企んでいる。そのためリヒターに力を与え、ラタトスクを排除させてギンヌンガ・ガップの封印を解こうとしていた。魔族にとってマナは毒で、マナがある限りヒトの世界では長く滞在できない。

 

魔界ニブルヘイム

魔族が住む世界。ヒトが住む世界とはギンヌンガ・ガップで繋がっている。

 

ギンヌンガ・ガップ

精霊ラタトスクが作った、ニブルヘイムとヒトが住む世界を分ける扉。鍵となるのはエイト・センチュリオンとラタトスク。この扉はラタトスクでなければ封印できないため、ロイドはラタトスクをコア状態のまま扉に封印しようと思っていた。

 

マーテル教

女神マーテルを信仰する世界的宗教。実際は4000年前にクルシスが世界を支配するため、また神子による世界再生の旅を仕組むために作り出した宗教で、マーテル教に伝わる史実は実際の歴史とかなり異なっている。元々はシルヴァラントとテセアラの両方にあったが、世界が統合された後はシルヴァラントのマーテル教はテセアラのマーテル教に吸収されてしまった。現在ではすっかり腐敗しており、シルヴァラントの神子で世界統合を果たしたコレットを崇めてはいるが、シルヴァラント人を見下し弾圧している。テセアラ王やテセアラの神子ゼロスはマーテル教の権限を弱めようとしているが、まだ改善には至っていない。ラタトスクモードのエミルは、人々からの信仰を省みないマーテル教は、いずれ必ず消滅すると語っている。

 

ヴァンガード

統一された世界で、文明の進んだテセアラ人とマーテル教団の仕打ちからシルヴァラント人を守るため、パルマコスタの住人達を中核に結成された戦闘集団。表向きではかつてシルヴァラントに存在した古来バラクラフ王廟を復活させ、テセアラのように王朝を立てる事を目標にしている。

 

血の粛清

マーテル教会が「神子への反逆罪」の名目により、パルマコスタで集会を開いていたヴァンガードを武力制圧した事件。首謀者は前作の主人公であるロイドとされていたが、実はヴァンガードの自作自演だった。

 

シルヴァラント王朝

800年程前に滅亡したといわれる王朝。この王朝が滅びて以来、同時期に開始したレネゲードの暗躍でシルヴァラントの神子が再生の旅が成功することがなかったため、シルヴァラントには国の機能が無くなっている。パルマコスタの近くなどに遺跡が残っている。ヴァンガードの目的はこの王朝の復興であった。滅亡の時期がレネゲードの活動開始と一致するが関連性の有無は不明。

 

大樹

かつて「大いなる実り」と呼ばれていた大樹カーラーンの種子で、生命の源であるマナを生み出している大樹。かつて救いの塔があった場所に存在している。ちゃんとした名前が存在するものの(名付け親はロイド)、まだ若樹であるために外部からの脅威に脆く、大樹の身を守るためにロイドたちは名前を外部に口外しないようにしている。

 

マーテル

マーテル教で女神として崇められている女性。その正体は古代大戦の英雄のひとりであるハーフエルフ。古代大戦を終結させた英雄ミトスの姉で、ユアンの恋人だった。人間たちから「大いなる実り」を守った時に殺され、精神は4000年間「大いなる実り」に留まっていたが、後に解放されて「精霊マーテル」の中にいる少女たちのひとりとなった。大樹の精霊マーテルは、「大いなる実り」の中に吸い込まれていった歴代の神子たちとマーテルを元に生まれた存在で、前者のマーテルとは似て非なる存在である。今作では登場しないが、ヒトを憎むラタトスクの人類滅亡計画を感知し、ユアンを通じてロイドにラタトスクをギンヌンガ・ガップへ封じ込めることを依頼した。このことがマーテルからの依頼だとラタトスクに勘付かれれば、ラタトスクが新たな大樹の名前を調べ上げて奪い取る可能性があったため、ロイドは仲間たちにも黙って単身でコアを集めていた。

 

wikipediaより引用

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