【Refind Self: 性格診断ゲーム】ストーリー考察(ネタバレあり)

最終更新:2026年02月23日 00:24


「Refind Self」の世界観と背景

博士の過去とうつわの誕生

博士は幼少期に容姿(髪の毛が白いこと)を理由にいじめを受けた過去があり、人間不信に陥っていた。人間の友人が一人もいなかった博士は、友人を求める思いから主人公である人間型ロボット「うつわ(E0001)」を開発した。うつわは特定の命令に従うのではなく、感情で動くAIとして作られている。

EAIの普及と政府の決定

博士が開発したEAI(人間型ロボット)の技術は、関係者によって外部へ持ち出され、世界中に流通することとなった。なお、ゲーム内に登場する「みらい」などのキャラクターが普及した第2世代のEAIであるかについては要検証である。
その後、EAIの普及によって人間の仕事が奪われたことで社会に不満が蓄積し、政府はすべてのEAIを破棄する方針を決定した。

博士の計画と人類の滅亡

政府との対立とナノマシンの散布

政府からのEAI破棄要求に対し、博士はうつわたちを守るために拒否の姿勢を示した。その結果、博士は政府から攻撃を受けるようになる。和平交渉の場において島が攻撃を受け、うつわが活動停止に追い込まれたことで、博士は人間を死に至らしめる病原体のような「ナノマシン」を散布し、人類を絶滅へと導いた。

100年後の再生計画

人類を滅亡させた博士自身もナノマシンに蝕まれることとなるが、うつわと2人きりの世界を再構築するための計画を立案した。自身の遺伝子(DNA)をゲーム内に登場する羊たちに移植し、ナノマシンの脅威が去る100年後に羊から自身を再生させるよう、うつわに指令を出している。

うつわの抵抗と繰り返されるループ

羊を破壊する理由

博士の計画に対し、うつわは管理を任された羊を自ら破壊するという行動に出る。これは、「100年後に羊から再生された博士には、かつての記憶が引き継がれない」ためである。記憶のない博士と再会する苦痛に耐えられず、うつわは羊を破壊し、博士と同じ場所で心中する道を選んだ。

性格の書き換えとループ

博士は計画を遂行するため、うつわが羊を破壊しないように「性格の書き換え」を試みる。ゲーム内における「性格診断」は、博士が生前にうつわの性格を書き換える目的で作成したプログラムである。しかし、何度性格を書き換えてもうつわは羊の破壊を止めないため、「博士が羊を作る」→「うつわの性格を書き換える」→「うつわが羊を破壊する」というプロセスが無限にループしている状態となっている。

その他の登場人物と裏設定

博士の弟との関係

博士の計画に対して、弟は明確に反対の立場をとっていた。弟の遺体から発見されるアイテムや彼に宛てられた手紙の存在から、姉弟の関係自体は極端に悪化していなかった可能性もあるが、博士の機械(うつわ)に対する思いは弟に最後まで理解されていなかったと考察される。

隠された博士の真意

ゲーム内で読める博士の日記には、自身の計画に対する苦悩や、誰かに自分たちのことを理解してほしかったという本音が綴られている。
また、研究所の地下にある写真の裏には「Preconceived notions lead us away from the truth.(先入観は私たちを真実から遠ざける)」というメモが隠されている。物語上、博士とうつわは「友達」として描かれているが、このメモからは、2人の関係性が友情や家族を超えた、かけがえのないパートナーであった可能性が示唆されている。

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