【春ゆきてレトロチカ】第三章「巡情エレジー」

最終更新：2025年10月08日 14:42

この春ゆきてレトロチカ 第三章「巡情エレジー」 の攻略記事では、ナイトクラブで発生した毒針殺人事件の真相を完全に解き明かします。推理編で作成すべき仮説（パズルの組み合わせ）の全一覧と、解決編で問われるすべての選択肢の正解をネタバレ込みで掲載しています。この記事を参考にすることで、推理パートに時間をかけることなくスムーズに第三章をクリアし、ブロンズトロフィー「巡情エレジー」を獲得できるでしょう。

第三章「巡情エレジー」の事件概要と攻略の流れ

『春ゆきてレトロチカ』の第三章「巡情エレジー」は、古都のナイトクラブ「赤椿」を舞台に発生した、歌手かな子の毒殺事件を扱う章です。この章は、主人公であるミステリ作家・河々見はるかの思考空間（推理編）で、集めた手がかりをもとに事件の全容を解明していく流れとなります。

推理を進めるにあたり、まず映像で提示される証言や状況の確認（問題編）で、手がかりを漏らさず取得することが重要です。特にトロフィーコンプリート（トロコン）を目指す方は、画面に表示される手がかりは必ずボタンを押して取得するように注意しましょう。

【推理編】全仮説の作成と手がかりの組み合わせ一覧

推理編では、問題編で集めた「手がかり」を「謎」に適切に組み合わせて仮説を作成します。トロフィー「一流のひらめき」（仮説を150個作成する）などの獲得を目指す場合は、すべてのパネルを埋め、全仮説を作成しておくことが推奨されています。

第三章「巡情エレジー」で登場する主な謎と、それに対応する手がかりの組み合わせ（仮説のヒント）は以下の通りです。

謎	主な手がかり（組み合わせの例）
脅迫者の手がかりは？	「ステージを降りろ」という脅迫状 / 破られたドレス / 美貌と歌声はちっとも変わらない / カミソリの刃や動物の死体が入れられたり
ドレスを破いた人物は？	かな子の笑み / ドレスが彩綾のものだと黙ってた
代わりに調達されたドレスで気になることは？	死装束みたいだろう？ / 私が衣装を調達してくる
脅迫者の疑いがある人物は？	水筒に殺菌剤が入ってたんだ / ステージ脇にいた了永 / パナマ帽を深くかぶる如水 / 短気なオーナー / もっと別な秘密があるのさ
脅迫者は誰を狙っていた？	かな子 / 彩綾
犯人が毒針を予備のマイクに仕込んだ理由は？	予備のマイクでめったに使わない / 予備のマイクと同じ製品ですね
かな子が毒針に触れて死んだのは偶然の出来事？	予備のマイクに仕込まれた毒針
毒針はいつ予備のマイクに仕込まれた？	急な話で悪いけど、お願いね / ステージに立つかな子
本番用マイクが壊れていた原因は？	ケーブルがゆるくてよく抜ける / 数か月前から誰かに脅されてた / つながっていることを確認した

【解決編】「巡情エレジー」の犯人と正解選択肢一覧

推理編で立てた仮説を検証し、事件の真相を明らかにするのが解決編です。ここでは、すべての謎を解き明かし、ストーリーを正しく進行させるための正解選択肢を列挙します。

会話（問）	正解の選択肢（解）	備考
本番用マイクが壊れていた理由	本番用マイクは脅迫者によって壊された	–
脅迫者を特定する証言は……	かな子「水筒のコーヒーに殺菌剤が入ってたんですよね」	–
脅迫者を特定するふたつ目の証拠は……	かな子は本番用マイクの故障を知っていた	–
かな子が毒針で死んだ理由	かな子は予備のマイクに毒針があると知らなかった	–
犯人が予備のマイクに毒針を仕込んだ理由	犯人は予備のマイクなら誰も触らないと思っていた	–
予備のマイクの毒針はいつ仕込まれた？	毒針はかな子の出演が決まる前に仕込まれた	–
犯人が殺そうとしたのは……	彩綾	–
彩綾が予備のマイクを使う理由	毒針を仕込んだのが彩綾自身だったから	–
彩綾が自殺しようとした根拠は……	彩綾が着る予定だったドレスが破かれていたから	–
スピーカーから聞こえた声は……	レコードの歌声だった	–
彩綾とかな子	どちらでもOK	ストーリー進行に影響はありません。

毒針事件の核心：犯人「彩綾」の自殺計画

第三章「巡情エレジー」の事件の核心は、被害者かな子ではなく、彩綾が自分自身を標的とした計画的自殺を企図していたことにあります。

自作自演の脅迫とトリック詳細

彩綾は「不老の歌姫」として脅迫を受けている状況を利用し、自らラストステージ用のドレスを破くなどの行為（手がかり）を行いました。そして、彼女はかな子の出演が決まる前に、本番用マイクを壊した上で、自身が使用するはずの予備のマイクに毒針を仕込みました。犯人はこの予備のマイクを「誰も触らない」隠し場所として利用したわけです。

しかし、彩綾の教え子だったかな子が、急遽ステージに立つことを志願し、壊れた本番用マイクの代わりに毒針が仕込まれた予備のマイクを使用。結果として、予備のマイクに毒針があることを知らなかったかな子が命を落とすという悲劇的な結末となりました。

また、スピーカーから流れていた彩綾の歌声は、実はレコードの歌声であり、彼女が抱える秘密を隠すための演出でした。