第四章「亡失の川」
【春ゆきてレトロチカ】第四章「亡失の川」
最終更新:2025年10月08日 14:42
『春ゆきてレトロチカ』第四章「亡失の川」は、宿屋の密室のような状況で起きた殺人事件の真相を解き明かす重要なステージです。この記事では、第四章の推理編で集めるべき手がかりと解決編の正しい選択肢をすべて公開し、複雑な偽装工作(トリック)の全容と犯人特定までのプロセスを完全攻略します。特に犯人である四十間永山が仕掛けた巧妙な亡失の川トリックについて詳しく解説しているため、推理に詰まっている方はぜひ参考にしてください。
第四章「亡失の川」推理編の手がかりと仮説の構築
第四章の事件現場は、元永の客室と、その下を流れる河原です。この章で重要となるのは、一見客室から逃走したように見せかける偽装工作と、容疑者たちの具体的なアリバイです。
捜査すべき重要手がかりリスト
事件現場で得られる手がかりは、犯人が仕掛けたトリックを解明するための根拠となります。見落としがないよう、以下の手がかりを確実に取得しましょう(問題編で出現するものが含まれます)。
謎 | 注目すべき手がかり(抜粋) |
---|---|
元永の客室で気になるものは? | 鉄瓶、朝まで燃えていた練炭火鉢、切れていた電球、客室の入口にあった信楽焼の狸、河原で見つかった灰皿 |
犯人は元永の客室からどうやって逃げた? | 欄干に結ばれた縄、開いていた窓、客室から河原までの高さ |
縄が引っ張られたことを示す手がかりは? | 元永の死体、かなり重い信楽焼の狸、灰皿、倒れた円卓 |
河原にいた誰を狙おうとした? | 四十間佐永太、私の眼鏡が窓から落ちちゃった(あやめ) |
犯人は縄を何のために用意した? | 河原まで届いている縄 |
推理編で組み立てるべき主要な仮説
推理編では、集めた手がかりを「謎」のパネルに組み合わせて仮説を作成します。ここでは、特に犯人のトリック解明に繋がる重要な仮説をまとめます。
- 縄に鉄瓶が結びつけてあった理由:鉄瓶は縄を引っ張るための重りだった、という仮説が導かれます。これにより、犯人が外から客室内の物を動かそうとした意図が見えてきます。
- 犯人は元永の客室からどうやって逃げた?:犯人はそもそも元永の客室にいなかった、という仮説が真実に繋がります。これは、欄干に結ばれた縄が非常にしっかり固定されていたという証拠に裏付けられます。
- 花瓶が倒れた理由は?:花瓶は、倒れた音を誰かに聞かせるために使われた、という偽装工作を示唆する仮説が必要です。
亡失の川事件の核心!永山が仕掛けた偽装トリック
本事件の犯人は四十間永山であると判明します。永山は客室から逃亡したように見せかける非常に巧妙な偽装工作(トリック)を仕掛けましたが、いくつかのミスからその犯行が明らかになります。
偽装工作の構造と真の凶器
永山が仕掛けた偽装工作の目的は、「犯人は客室から窓を伝って河原へ逃げた」と思い込ませることにありました。
- 鉄瓶と縄の役割:欄干に結ばれた縄の先には鉄瓶が結びつけられており、これは縄を引っ張るための重りとして利用されました。犯人は客室の外から縄を操作し、室内の状況を変化させました。
- 花瓶が倒れた音:犯人は縄を操作する際、花瓶を倒し、その音を誰かに聞かせることで、元永が朝になってから殺害され、犯人が慌てて逃げたように見せようとしました。
- 灰皿が河原に落ちた理由:河原で発見された灰皿は、縄に引っかかった円卓が倒れた際、その衝撃で窓から落ちたものと推理されます。
永山が犯人である決定的な根拠
永山が犯人であることを確定させる証拠は、「畳に染みついた血痕」です。永山がみさをに鉛筆を借りたのは、万年筆が壊れていたからだと証言していますが、この万年筆こそが凶器であり、元永を刺した際に飛び散った血が畳に残っていたのです。
また、永山は佐栄太が朝に河原に行くことを知らなかったため、客室から逃げたとする偽装工作のタイミングに不自然さが生じていました。
第四章「亡失の川」解決編の正しい選択肢
解決編では、導き出した仮説に基づき、正しい選択肢を選んでいきます。間違ってもすぐにやり直すことは可能ですが、評価を保つためにも正確な選択を行いましょう(評価はSランク獲得には影響しますが、全評価Sのトロフィーは存在しないため、深く気に病む必要はありません)。
会話 | 正解の選択肢 |
---|---|
慌てて逃げたのではない証拠は… | 欄干に縄がしっかりと結ばれていた |
犯人だけが知らなかったことは… | 犯人は佐栄太が朝に河原に行くことを知らなかった |
犯人は… | 四十間永山 |
永山は今朝、この客室から逃げた? | 犯人はそもそも元永の客室にいなかった |
鉄瓶が縄の先に結んであった理由 | 鉄瓶は縄を引っ張るための重りだった |
花瓶が倒れていた理由 | 花瓶は、倒れた音を誰かに聞かせるために使われた |
灰皿が河原に落ちていた理由 | 縄に引っかかった円卓が倒れ、その際、灰皿が落ちた |
犯人は… | 四十間永山 |
永山に確認したいことは… | みさをに鉛筆を借りたこと |
鉛筆を借りた理由 | 万年筆が壊れていたから |
永山が犯人である証拠は… | 畳に染みついた血痕 |
亡失の川を乗り越えて:クリア後の要素
第四章「亡失の川」の謎を解き明かし解決編を終えることで、🏆トロフィー「亡失の川」を獲得できます。
トロコンを目指す方へ
トロフィーコンプリート(トロコン)を目指す場合は、この章までに取得できたはずの「手がかり」と「仮説」の総数を確認しておきましょう。
- 手がかり:問題編で出現した手がかりは、ボタンを押して取得しないとトロフィー獲得条件にカウントされない場合があります。第四章までに登場した手がかりは合計で14個あります。
- 仮説作成:推理編では、パネルを全て埋めて可能な限りの仮説を作成しましょう。仮説の作成数もトロフィーの獲得条件に含まれています。
この第四章を乗り越えると、物語は佳境である第五章「唐繰回牢(からくりかいろう)」へと進みます。亡失の川で得た教訓を活かし、次なる難事件に備えましょう。
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