チャプター7
【雑音系少年少女】チャプター7
最終更新:2025年10月09日 19:29
『雑音系少年少女』のCHAPTER 7は、中盤のストーリー進行を決定づける極めて重要な分岐チャプターです。この「選択」フェーズで次に進むロケーションを選ぶことにより、ヒヨリ、カイト、イツキ、ホノカのいずれかのトラウマの深層へ潜る個別シナリオ(CHAPTER 8~11)が確定します。全12種類のエンディングコンプリート、特にトゥルーエンドを目指す場合、このチャプターでのルート管理が必須となりますので、本ガイドで次に進むべき正しい進路を確認しましょう。
CHAPTER 7「選択」の役割と重要性
CHAPTER 7は、それまでに合流した6人の少年少女たちのグループが、迷宮都市「雑音スクランブルシティ」の中で次にどこを探索するかを決定する中間クライシスにあたります。
物語はイベント後、特定のロケーションを選択する分岐が発生します。この選択は、どのキャラクターのトラウマ解消度を優先的に高めるか、またどのキャラクターのエピソードを次に進めるかを決めることになります。
特に、ゲームの核であるマルチエンディングは、各キャラクターのノイズをどれだけ回収したか(トラウマ解消システム)に依存するため、未回収のノイズが多いキャラクターから優先して選択することが推奨されます。前半シナリオをすでにプレイしているキャラクターがいる場合、選択肢の幅が広がる仕様です。
各ロケーション選択肢が導く個別シナリオ
CHAPTER 7で出現する選択肢は、その後のCHAPTER 8からCHAPTER 11までの流れを決定づけます。
「病院」を選択した場合:ヒヨリ編(CHAPTER 9へ)
病院のロケーションを選ぶと、人気動画投稿者・ヒヨリのトラウマ「偽りの笑顔」の深層に迫るシナリオCHAPTER 9「融合の渦」へ進みます。
CHAPTER 9は「別れた命」や「カルテ」といったサブタイトルを持ち、病院の受付や手術室を舞台にした探索パートが展開されます。ここでは主に、ヒヨリのトラウマに関連する「虚構の居場所」や「運命に引き裂かれた2人」といったノイズの欠片(記憶の断片)を集めることになります。特にカルテの穴埋めパズルは、複数のワードを組み合わせて真実を明らかにする論理的推理を要するため、しっかりとした証拠品の収集が必要です。
「駅」を選択した場合:カイト編(CHAPTER 11へ)
駅のロケーションを選ぶと、炎使い少年・カイトのトラウマ「燃え尽きる過去」をテーマにしたCHAPTER 11「記憶の洪水」へ進みます。
CHAPTER 11は「ネオンテトラ」や「依存」といったサブタイトルを持ち、電車を操縦して駅を移動するという特殊な探索メカニクスが特徴です。プレイヤーはエネルギー(バッテリー)の残量に注意しながら、住宅街や繁華街などの各駅でノイズの欠片を探し回ります。最後に「浜辺駅」に停車するためには、バッテリー切れのタイミングを計算するパズル要素も含まれます。
「学校」を選択した場合:イツキ編(CHAPTER 10へ)
学校のロケーションを選ぶと、イツキのトラウマ「空虚な未来」に焦点を当てたシナリオCHAPTER 10「裏切りの影」へ進みます。
CHAPTER 10は「吊るされたのは」や「兄貴」といったサブタイトルを持ち、生徒会室や兄の部屋を探索し、吊るされた死体の状況を調査するパートがメインとなります。このチャプターの核心は、イツキの無罪を証明することを目的とした裁判ミニゲームです。集めた証拠品(例:縄の結び目、リュウの手記など)を検事の証拠と矛盾する形で提示することで、自殺の動機を解明し、トラウマを解消へ導きます。
「住宅街」を選択した場合:ホノカ編(CHAPTER 8へ)
住宅街のロケーションを選ぶと、ホノカのトラウマ「罪と痛み」に深く関わるCHAPTER 8「言葉の迷宮」へ進みます。
CHAPTER 8は「置いてきた友情」や「決別」といったサブタイトルを持ち、路地裏が迷宮のようになっており、道に迷いやすい構造になっています。ここでは、日記の切れ端などの紙片を集め、最終的に「バラバラの紙片パズル」を解く必要があります。探索を通して、ホノカの「将来の進路」や「落ちたアイス」にまつわるノイズの欠片が収集されます。
中盤の深淵:アヤ編のテーマと攻略ポイント
CHAPTER 7は主要な分岐点として機能しますが、中盤の深淵(CHAPTER 5-8)には戦士少女・アヤのエピソードも含まれています。アヤのトラウマは「戦場の残響」(PTSD)がテーマです。
アヤ編(アヤ視点でのエピソード)は、主に剣戟ミニゲームというアクション要素が強く、タイミングが厳格なQTE(クイックタイムイベント)連打が求められる上級難易度のパズルが存在します。また、傷跡を包帯で巻く順序を推理するパズルも発生します。
アヤ編をクリアし、トラウマフラグ「失われた仲間」をONにすることで、後半のグループ分岐における生存率がアップするなどの恩恵があるため、クライマックス突入前に回収しておくべき重要フラグです。
CHAPTER 7攻略のまとめ:全ノイズ回収に向けて
CHAPTER 7は、物語の佳境に向けてどのキャラクターのトラウマと向き合うかを決める、フローチャートの鍵となるチャプターです。
TRUEエンドを目指すためには、最終的にソウト以外の全員の最後のノイズを再生することが必要条件となります。そのため、CHAPTER 7で分岐した先のCHAPTER 8から11を繰り返しプレイし、ホノカの「将来の進路」、イツキの「空虚な未来」、ヒヨリの「消滅した居場所の後」、カイトの「終わらない彷徨い」といった重要ノイズを確実に回収しましょう。
リプレイモードを利用して、未プレイのキャラクターのロケーションを順に選択していくことで、効率的に全ノイズを網羅し、物語の真実にたどり着くことができます。
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