【Ever17】キャラクター

最終更新:2021年04月22日 10:30

キャラクター

主人公

シナリオ構成にて前述のとおり本作には2人の主人公がおり、序盤に現れる選択肢でどちらの視点でプレイするか意識的に決定する。この選択肢に至るまでは2人とも台詞に音声がついているのだが、視点が確定された後は視点側の音声が再生されなくなる。

 

倉成武(くらなりたけし)

声:保志総一朗

20歳、大学3年生。友人とともにLeMUを訪れたが、LeMUに入場する際に友人とはぐれてしまい、今回の事件に巻き込まれる。明るい性格の熱血漢で、一行を引っ張っていく。

【武編】ヒロインを助けるために命がけで奮闘するが、その代償として彼は脱出できなくなり、海底へと沈んでいく。しかしBWとともに時を越えてきたホクトの呼びかけで蘇生し、海の中からIBFに転がり込む。倒れたココを発見すると、彼女をなだめるため一緒に冷凍睡眠に入り、そのまま17年の眠りにつく。

【少年編】本物の武はいまだ眠り続けており、登場するのは「武編の少年」だった桑古木涼権(かぶらきりょうご)が演じる偽物である。

 

少年

声:保志総一朗

記憶喪失のため、名前・年齢・職業など不明。外見から15歳程度と推定される。名前がわからないので、周囲から便宜上「少年」と呼ばれる。

【武編】不安にさいなまれるあまりパニックを起こす一幕もあったが、明るさを失わないココに惹かれていく。終盤にて「桑古木涼権」という名前を思い出すが、結局それ以外の記憶は戻らず、後日談のCDドラマでもひとり荒んでいた。リメイク版では無事にすべての記憶が回復する。

【少年編】「武編の少年」とは別人であり、本名はホクトという。生まれて間もなく母から引き離され、さらに妹とも離れ離れになった彼は、「LeMUに来れば家族に会える」という情報を信じて来訪した。そこでBWと視点を共有することとなり、記憶を失う。

 

 

ヒロイン

小町つぐみ(こまちつぐみ)

小町つぐみ

声:浅川悠

7月5日生まれ、AB型、17歳。職業は不明。経歴不詳の少女。艶やかな黒い長髪をなびかせた、黒ガウンに黒ロングスカートの黒ずくめ。多くを語らず、馴れ合いを嫌うニヒルな性格。ジャンガリアンハムスターのチャミを連れている。

【武編】キュレイウイルスの効果で老化が停止しているため17歳に見えるが、実際は23歳。自らを実験動物扱いしたライプリヒ製薬の施設が隠されているLeMUを調査しに来た。やがて武と恋に落ち、子供を授かるが、彼は脱出できず離れ離れになる。ライプリヒの追っ手から逃れつつ双子を産み育てるが、子供たちはさらわれてしまう。

【少年編】「LeMUに来れば子供たちと会える」という情報を聞かされて来訪。武編よりもいっそう態度がとげとげしいのは、かつての仲間たちの偽物が17年前の再現を試みているという状況が不可解なためである。リメイク版では白い衣装を着ており、チャミは置いてきている。

 

田中優美清春香菜(たなかゆうびせいはるかな)

田中優美清春香菜

声:下屋則子

3月30日生まれ、O型、18歳。鳩鳴館女子大学教養学部人文科学科1年。
はきはきとした活発さを伺わせる、黄色に近い明るい髪色の短髪の少女。あまりに名前が長いので、普段は「優(ゆう)」または「なっきゅ」と呼ばれている。LeMUではアルバイト中に事件に巻き込まれる。趣味は温泉巡り、オカルト研究、超古代文明研究。さばさばとした明るい性格で、初対面の人物に対しても物怖じせずに対応する。どこで鍛えたのか体術的にも優れたものがあり、LeMUのコンソールにまで振るったこともある踵落しが必殺技。武に対しては口よりも先に手が出るタイプ。

【武編】重い心臓病を抱えており、余命いくばくもない。遺伝子工学の権威・守野茂蔵の知己を得た彼女は、自らのクローンを妊娠し出産する。娘を母・ゆきえに預けた彼女は、LeMUで行方不明となった父・陽一の手掛かりを求めてこの場にやって来た。事件を通じて感染したキュレイウイルスの効果で病が治癒した彼女は、残された武とココを救うために一連の計画を実行する。娘と区別するときは「優春」と表記される。

【少年編】武編の優の娘、優美清秋香菜(ゆうびせいあきかな)である。母と区別する際は「優秋」と表記される。ゆきえを名乗る母から「父・陽一がLeMUで行方不明となった」と聞かされ(遺伝的なつながりでは嘘ではないが)、母の足跡をたどるようにLeMUで働いている。

 

茜ヶ崎空(あかねがさきそら)

茜ヶ崎空

声:笠原弘子

4月2日生まれ、A型、24歳。LeMU開発部のシステムエンジニアだが、実はLeMUの管理コンピュータの端末でもある。
涼やかな雰囲気を漂わせる、乳白に花の装飾のついたチャイナドレス姿の女性。趣味は人との対話、芸術、蟻の観察。

【武編】一行と交流するうちに人間らしさを獲得していき、いつしか武に恋をする。彼女の本体はLeMU内にあるため脱出不能だったが、武の努力でデータをバックアップすることができた。

【少年編】コンピュータによって描画される彼女は17年経っても外見に変化はない。しかし技術の進歩により実体を得ており、施設外で優春の補佐をしている。

 

松永沙羅(まつながさら)

松永沙羅

声:植田佳奈

1月21日生まれ、A型、16歳。鳩鳴館女子高等学校2年生。
知性の広さを感じさせる、学生服姿の少女。驚異的なコンピュータに関する技術を持っている。優の後輩にあたり、優からは「マヨ」と呼ばれている。学校の行事でLeMUに来ているところに今回の事件に巻き込まれる。なぜか武編には登場しない。趣味はハッキング。忍者に憧れていて、頻繁に語尾に「ござる」や「ニンニン」等がつく。

【武編】登場しないのは、そもそも生まれていないためである。

【少年編】ライプリヒによって母のもとからさらわれ、兄とも引き離された彼女は、特異な才能ゆえにずっと監視下に置かれていた。リメイク版ではライプリヒの工作員に仕立て上げられており、忍者の真似もあながち単なる遊びではない。

 

八神ココ(やがみここ)

八神ココ

声:望月久代

12月17日生まれ、B型、14歳。公立中学校3年。
ピピという愛犬を連れている少女。武編ではメインキャラとして、少年編では少年にしか見えない謎の少女として登場。小学校低学年にしか見えない容姿をしている。「こめっちょ」なるアメリカンジョークをこよなく愛する。よく人を見かけては自慢のこめっちょを吹き込むのだが、その感性は武曰く完全に電波系。

【武編】IBF職員の父のもとを訪れた際に事故に巻き込まれる。終盤でTBウイルスを発症し、何とか一命を取り留めるものの脱出時の混乱で置き去りにされる。そこへ死からよみがえった武が現れ、彼とともに冷凍睡眠に入る。

【少年編】いまだ眠り続けているが、第3視点能力を持つ彼女はホクトの視点を借りたBWと時を越えて交流できる。

 

Ever17 -the out of infinity- – Wikipediaより引用

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