キャラクター
【俺の屍を越えてゆけ】キャラクター
最終更新:2018年03月20日 15:53
PS/PS3(ゲームアーカイブス)用ソフト『俺の屍を越えてゆけ(おれのしかばねをこえてゆけ)』における主要な登場人物を紹介します。
登場人物
主人公一族
朱点童子と戦い敗れた、源太とお輪の血を引く一族。
名前などは(姓3文字、名3文字の計6文字の範囲内で)自由に設定できる。
イツ花(イツか) CV: 吉田小南美
天界から一族をサポートするために遣わされた少女。鼻メガネと左から黄、赤、緑の3本のアホ毛が特徴。性格は大雑把で、本人曰く「風邪を引かないだけが唯一のとりえ」。全体的に悲壮感が漂う雰囲気を持ち前の明るさで盛り上げる。口癖は「バァーンと」。お使いから町内会・近所づきあい、さらには一族の子供が初めて身に着ける武器防具の製作まで行うスーパー執事。
ある神と容姿が非常によく似ているが、それについては「その神様に憧れて同じ髪型にしている」と説明している。だがその割には一族とその神が交神する際には色々とその神を貶す発言をする。なおその正体は、大照天昼子の生前の身体に、魂の残りカスが宿ったもの(リメイク版で明言されている)。
名前の由来は、「人」をもじり「イ」、「川」をもじり「ツ」、「イツ花」は五つの花弁を持つ桔梗をあらわしている。
黄川人(きつと) CV: 高山みなみ
自称、天界からの使いっ走り。中性的な容姿で朱色の髪をした美しい少年。オロチ柄の桃色の上衣を着物なしで直に着用している。実体はなく霊体として現れる。天性陽気な性格をしているが皮肉屋であり、辛辣な発言が目立つ。
一族の討伐を案内してくれ、ゲーム序盤は戦闘上の心得や迷宮の背景を教えてくれる。後半以降は物語の重要なエピソードを話してくれる。また、過去に姉がいたと、本人は語る。終盤、彼の不可解な言動の意味や出生の秘密が明らかとなる。
リメイク版ではある条件を満たすと、彼によく似た「朱星ノ皇子」という神と交神できるようになる。
説明書にはイツ花とセットで「いつかきっと」になる、と名前の覚え方が書かれている。
名前の由来はイツ花と対応しており、「桔梗」の頭文字から「黄」、「ツ」をもじり「川」、「イ」をもじり「人」。
源太(げんた) CV: 屋良有作
一族の初代当主の父親。朱点童子に殺害された後も「当主ノ指輪」に宿り、一族を見守る。
また剣士の奥義「真空源太斬」「源太両断殺」の創作者でもあり、条件を満たすとこれらの奥義を復活させ剣士が使う事ができる。
お輪(おりん) CV: 小山茉美
一族の初代当主の母親。朱点童子によって捕われの身に。終盤で実は天女の双子の姉である事が判明する。
朱点童子(しゅてんどうじ) CV: 堀内賢雄
大江山に本拠地を持つ、鬼の総首領。3本角の巨漢で右の角が折れている。怒りや恨みを持って死んだ動物や人、あるいは物を鬼へと変え、世界に災いをもたらすようになる。ただし、これは狭義である(正しくは鬼朱点)。広義は「神と人との間に生まれた、神を超える(可能性のある)力を持った子」である。物語中の朱点童子は主人公(とその子孫)、黄川人、太照天昼子(生前)の3人。
若い娘 CV: 根谷美智子
朱点童子が内部に潜んでいた娘。自分を助けようとした源太を騙し討ちさせられる。直後、源太に接吻しようとするが朱点童子に内側から喰われ死亡する。
雷電五郎(ライデン ゴロウ) / 太刀風五郎(タチカゼ ゴロウ)
天界の神。寒さに苦しんでいた下界の人間に、禁じられていたものの火と風の操り方を教え、罰として九重楼に幽閉される。
人間が火と風を争いの道具にするようになり、絶望している。
なお「雷電」・「太刀風」は同名の力士の四股名から、「五郎」は雷鳴の擬音から取られている。
大江ノ捨丸(オオエノステマル)
大江山討伐隊の一人。片羽のお業を捕らえた張本人。元は夜盗であったが、傭兵として大江山を襲撃し、その功績から貴族の養子になったが朱点童子に殺され鬼に変えられる。
天界の神々が自分達朱点童子に戦いを挑んでことごとく返り討ちにあい鬼に変えられた武士達ではなく主人公一族に救いの手を差し伸べた事を逆恨みにしている。
敦賀ノ真名姫(ツルガノマナヒメ)
褐色の肌と青い眼をした人魚の姿の神。度々下界に人魚の姿で現れていた。
人魚の肉は不老不死の効果があるという迷信で猟師に捕らえられ肉を削り取られ、不老不死の効果がないと知れると見世物にされる。最期は犬の群れに投げ出されるが、神である為どんなに体が傷ついても死ぬことはなかった。
その後、忘我流水道に流された真名姫は当時忘我流水道にいた朱点童子に瀕死の傷を介抱され心を通わせ、朱点童子に協力する。
九尾吊りお紺(クビツリオコン) CV: ならはしみき
鳥居千万宮の主。元は普通の人間。ある赤子(朱点童子)を拾った影響で、買った宝くじが次々と当たり幸せを築くも、夫に金を持って蒸発されて絶望し、首吊り自殺を遂げる。
「九尾吊り」は九尾の狐と首吊りを、「お紺」は狐の鳴き声と首に残った縄の跡を掛詞にしている。
赤猫お夏(アカネコオナツ)
神の一人。突如天界の頂点に立った昼子を快く思わず、衝突を繰り広げていた。
天界で火事を起こした事が原因で昼子に化け猫の姿に変えられて天界を追放された。
なお、「赤猫」は放火の隠語。
崇良親王(アガラシンノウ)
鎮魂墓の主。生前は100年前の帝の実弟。人格者で人望も厚かったが、兄の恨みを買い、無実の罪で捕えられ処刑された。
鎮魂墓に祀られるも、その恨みの深さ故に意味を成さず、朱点童子によって鬼となる。
モデルは早良親王で名前の由来は早良親王と崇徳天皇。
片羽のお業(カタハノオゴウ) CV: 小山茉美
天女。下界の男に恋をして夫婦となり、子供を授かるが、夫は捨丸達に嬲り殺され、本人は我が子を守る為に自分から身を差し出し見世物小屋に売り飛ばされるが、お終いには人間達に嬲り殺され、以来彼女の怨念は相翼院を彷徨うこととなった。
オープニングで語られる天女とは彼女の事であり、お輪こと「片羽のお輪」は双子の姉。
氷ノ皇子(コオリノオウジ) CV: 森川智之
天界屈指の実力者である男神。
かつて天界一の美丈夫と謳われ、人間に最も慈愛を向けた神だったが、人間に自らの血を与え続け、氷の体となった。
血の大半を失った現在もなお、朱点童子の半分近い程の実力を有する。
神を憎む朱点童子が唯一、一目置いている存在でもある。
朱点童子を育てた者の一人で、拾った赤子に朱点という名を与え、乳の代わりに自らの血を与え育てた。
その為、朱点童子を「私のかわいい息子」と呼んでいる。
太照天夕子(タイショウテン ユウコ) CV: 根谷美智子
天界の元指導者で太照天昼子の後見人、また物語序盤で主人公に事のあらましを語った。
「太照天」は天照大神から。
太照天昼子(タイショウテン ヒルコ) CV: 吉田小南美
天界最高位の女神。夕子の養女で神々が主人公と関わる事を決定した人物であり、イツ花をサポート役として派遣した張本人。
「昼子」はヒルコから。
なお、裏京都モードでは彼女と戦うことができるが、本編のラストボスとは別次元の強さを誇る。
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