【ティアキン】ハテノ村　【ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム】

厄災後、復興のため私が為すべき事は何か…？
答えを求めてハイラル各地を巡る旅に出た。
崩壊した建物、失われた街…
被害は私の予想を遥かに上回っていた…。

けれど民達の姿を目に焼き付け、その声を耳で受け止めて、私は確信したのだ。
民の心は折れてはいない。
強い意志を持つ彼らこそがハイラルの財産だと。
私が為すべきは民達を護る事…
改めてそう感じられた旅だった。

ハイラルの復興の一環としてハテノ村に学校を建設した。
ここはハイリア人最大の集落であり、
豊かな土地が広がっている村だ。
そして何より多くの子供達が住んでいる学び舎として最適な場所だと思う。

先生には研究所のシモンを迎え入れた。
長年あのプルアの助手をしていた彼なら安心だ。
どんなに癖の強い子がいたとしても上手くやってくれるだろう。

暫くは私も学校に通い、
生徒達を見守っていきたいと思う。
学校の建設はエノキダ工務店のエノキダさんの師匠であるサクラダさんにお願いした。
旅に出るという彼にとっても、
これがハテノ村最後の大仕事となり感慨深かったようだ。

（公にはしていないが、家に秘密の部屋を作ってもらった。少し薄暗いけれど、湿度も温度も保たれていて快適だ。1人で集中して仕事をする時にとても重宝している。）

順調な滑り出しを見せたかに思えた学校に
大きな問題が浮かび上がった。
教師が足りないのだ…
シモンに探してもらってはいるが適任者が見つからない。
教師には知識と教養…
そして子供達の信頼を得る事が求められる。

子供達を育てる事は国を守る事。
子供達を導く事は即ち国を導く事となる。
この国の未来を担う立派な者がこの村を訪れ、
教師となってくれることを願っている。

厄災が過ぎ去っても災いの痕は残されたまま…
復興計画を進めてはいるが、問題が山積みだ。

各地の調査にもリンクは護衛についてくれた。

お陰で彼の服はボロボロだ。
なので新しい英傑の服をあつらえた。

せっかくなら彼の驚く顔が見てみたい。
見つからないように玉座の間に隠しておこう。

燭台がカギになっているとはきっと誰も思わないはず。