用語
【逆転裁判5】用語
最終更新:2013年10月15日 20:14
裁判
異議あり!(いぎあり!)
- 本作の代名詞ともいえるセリフ。ほとんどの場合、法廷パートにて登場する。通常の台詞と違い、ギザギザの吹き出しが出てきてその中に赤い文字で表現される。GBA版では縦書きで発言者寄りもしくは中央に表示されるが、DS版は横書きに画面いっぱいで表示され、他言語と吹き出しの大きさが同じになっている。『4』までは弁護士と検事の場合のみスタッフの声が当てられ、『検事』『レイトン教授VS逆転裁判』では弁護士と検事ではない人にも当てられるようになった。音声が当てられていない人物が発言するときは効果音と共に吹き出しが表示される。『5』『レイトン教授VS逆転裁判』ではスタッフではなくそれぞれのキャラの声を担当した声優・俳優の声が当てられている。各作品の最後はこの言葉で締めくくられ、そのままスタッフロールに入る。
- また、法廷パートでは「ゆさぶる」際に「待った!」という語も同様の表現方法で使われ、証拠品を示す場合やDS版以降から場所を指摘及び証拠品の問題点を指摘する際に「くらえ!」という語が使われる。『4』では「みぬく」際に「そこだ!」。『5』ではココロスコープで、『レイトン教授VS逆転裁判』では場所を指摘する際に「ここだ!」が使われ、『5』では夕神迅の音声として「異議あり!」の他に「黙りなァ!」がある。『検事』では「推理」時に、『レイトン教授VS逆転裁判』ではレイトン教授が証拠品を示す際に「これだ!」、狼の音声として「アマいな!」、『検事2』では水鏡の音声として「却下!」が加えてある。『レイトン教授VS逆転裁判』の裁判パートでは「といつめる」時に「ちょっと!」、アドベンチャーパートではパン屋で働いていた成歩堂が一度だけ「いらっしゃいませ!」と言う。
地方裁判所
- 「法廷パート」で裁判が行われる裁判所。東京都にある。DL6号事件(『1』)、神乃木荘龍弁護士殺害事件(『3』第1話)、『検事』第4話、『5』第1話にて殺人現場となった。法廷は複数存在し、「第○法廷」のように番号で振られている。劇中の裁判は全て単独の裁判官で行われ、『4』の裁判員制度を除き合議制の裁判は行われない。
- 法廷内は証言台、被告席、弁護人席、検事席、裁判長席、傍聴席があり、裁判長席と傍聴席は特に高い位置に作られ、傍聴席は弁護人席と検事席の後ろにあり、法廷の左右に設置され、裁判長席と同じ高さにある。『5』では証言台の後ろにも傍聴席が法廷の左右に設置される。また、弁護人席と検事席の後ろにある傍聴席は横一列に座る様に設置され、証言台の後ろの傍聴席は階段形式で設置されている。被告席に相当する物は未だ見当たらず(漫画版では弁護人席の左隣に被告席がある)、劇中では証言や判決の際に証言台に出てくる以外は殆ど被告人の姿は映されないが、『2』第1話、『4』第1話、『5』第5話では被告人が弁護人席に立つことがある。背が低い人が証言台に立つ際は、踏み台代わりに控え室に置いてある木箱のみかん箱が用意される。法廷の扉は7つあり、証言台の後ろ、証言台の右側と左側、裁判長席の右側と左側、裁判長席と同じ高さの左右の傍聴席に1つずつある。弁護士と検事は証言台の後ろの扉から入廷し、『検事』第4話で裁判長は裁判長席の右側の扉から入廷する事が明らかになった。なお、作品ごとに裁判長席の柱や入口の旗などの細かい装飾が変更されている。
- 作中では現実の裁判所同様、本来は法廷内へのカメラの持ち込み(『1』第3話、『4』第1話)、鞭を持ち込み人を叩く(『2』、『3』第5話の狩魔冥)、飲食(『3』のゴドー)、動物持ち込み(『5』の夕神迅)、上記の被告人が弁護人席に立つこと等が禁止されている旨の発言があるが、何れも特例扱いが認められており、事実上これらのルールは形骸化されている。
- 実写映画版では小法廷は現実のものとほぼ同じ質素な作りで、大法廷は傍聴席が証言台の背後に用意され、被告席も弁護人席の近くにあるなど現実の法廷に近い構造になっているが、装飾はゲーム版同様、豪華でさらに証拠品などのデータを表示・分析する立体映像装置が天井からせり出してくる。劇中ではその映像を成歩堂が証人に投げつけたり(当然映像なのですり抜け、証人を少し通り過ぎた位置で止まる)、投げつけられた映像を検事が手をかざして止めるなど、バトル漫画や特撮ドラマの戦闘描写のような演出がされている。15年前の法廷もわずかに登場するが、こちらはブラウン管のディスプレイが天井から現れ、立体映像装置は出てこない。
判決
- 普通語とほぼ同義。プレイヤーは弁護側であるため、本作では被告人を無罪にすることを目指すことになる。なお、法廷パートではペナルティを受け続けることにより有罪(ゲームオーバー)となる。なお、ペナルティは『蘇る』では5回まで、『2』以降から緑色のゲージがペナルティごとに減っていき、ゲージが尽きるとゲームオーバーとなる。
アイテム
勾玉(まがたま)
- 綾里家に伝わる勾玉。元々は真宵が所持していたもので、『2』第2話から成歩堂が真宵から借りて使用している。そのままではただの石だが、『2』第2話で春美が霊力をこめたことで、相手が隠し事をしていることを表す“サイコ・ロック”を見ることができる重要なアイテムとなった。『3』では糸鋸にキャンディーと間違われて食べられかけたことも、また盗まれたことも、そして、ある事件の時に成歩堂が御剣に弁護士バッジと共に貸したこともある。『4』『5』でも成歩堂は未だに所持して使用しているが、『4』『5』では証拠品扱いではなく、タッチパネルで使用することになる。
- 基本的には勾玉を所持していなければサイコ・ロックが見えないが、勾玉が少し離れた場所にあれば持ち主はサイコ・ロックを見ることができる。ただし、勾玉の持ち主が話し相手とある程度距離が近くなければサイコ・ロックは見えず、証人や検事側と一定の距離がある法廷ではサイコ・ロックは見えない(『5』で例外あり)。
腕輪(うでわ)
- 王泥喜が常に左腕につけている腕輪。この腕輪が反応しているときのみ「みぬく」を使用することが出来る。腕輪は特殊な金属でできており、人の体温に合わせて伸び縮みするため常に腕とぴったり合うようになっている。そのため王泥喜が証人の緊張を察知すると、腕輪が腕を締め付けるため、「みぬく」を使う場面がわかりやすくなる。
事件
DL6号事件(ディーエルろくごうじけん)
- 『1』第2話から登場。『1』から15年前の2001年12月28日に発生した殺人事件。15年間未解決のまま『1』第4話で時効を迎えようとしていた。
- 地方裁判所を襲った激しい地震で、地方裁判所が停電になり、エレベータの中で御剣怜侍の父・御剣信弁護士と息子・御剣怜侍と法廷係官・灰根高太郎の3人が5時間も閉じ込められ、酸欠状態に陥っていた最中、御剣信が何者かに射殺された。この事件は当時は有名で、警察もこの事件を徹底的に捜査したが、手掛かりは何も得られなかった。そこで、警察は極秘裏に綾里舞子の霊媒で御剣信を呼び、犯人が灰根高太郎だと分かり、警察は彼を逮捕した。ところが、灰根高太郎はDL6号事件の担当弁護士・生倉雪夫の弁護を受け、無罪となった。このことで綾里舞子は警察からインチキと呼ばれ、娘・綾里千尋と綾里真宵を置いて失踪してしまった。また、何者かが、ある人物から警察が霊媒に頼ったことを聞き、世間に公表され、警察は歴史的恥をさらしたことで笑いものになり、警察は誰がこのことを暴露したか裏で捜査した。
- 『1』の時点では未解決となっていたが、『1』第4話で成歩堂の活躍によって真相が明らかになり、真犯人が逮捕されて事件は解決した。しかし、この事件はシリーズの主要人物達のその後を大きく狂わせており、事件が解決した後も事件の影響は物語に暗い影を落としている。
- 映画版では事件の発生した年が1997年に、事件現場が裁判所の証拠品倉庫に変更されている。DVDのオーディオコメンタリーで巧は「エレベーターで窒息するはずがない」と指摘され、映画版では内容を変更したと述べている。
- 名前の由来は巧舟の好きなミステリー作家・泡坂妻夫のデビュー作『DL2号機事件』。
SL9号事件(エスエルきゅうごうじけん)
- 『蘇る』で登場。『蘇る』から2年前の2015年2月21日に発生した連続殺人事件。DL6号事件と違い、こちらは解決事件となっている。
- 担当捜査官は、罪門恭介、市ノ谷響華、多田敷道夫。担当検事は、罪門直斗。
- 犯人は、青影丈というごく普通のサラリーマンだった。しかし、決定的な証拠品もなく、動機も全て推測だったため、警察は彼を逮捕できず、焦りを感じていた。だが、彼が最後に殺した罪門恭介の弟・罪門直斗を殺害したことで決定的な証拠品を残し逮捕され、死刑判決を受けて、事件は解決した。しかし、罪門恭介は弟の死を不信に思っており、SL9号事件の凶器と解剖記録から、単独でこの事件をしつこく調査していたが、『蘇る』で丁度2年が経ち、申し送りを迎え、追跡捜査が出来なくなってしまった。罪門直斗が死亡した後、担当検事が御剣に後任され、事件解決後に御剣の黒い噂を作る切っ掛けとなった事件でもある。事件解決後に罪門恭介は、巡査に降格され、市ノ谷響華は検事に解雇届けを出され、多田敷道夫のみ咎めがなかった。
UR-1号事件(ユウアールいちごうじけん)
- 『5』第5話で登場。『5』から7年前の2020年に発生した殺人事件。大河原宇宙センターのロボット研究室で心理学者で希月心音の母、希月真理が殺害される。容疑者は被害者の弟子で検事の夕神迅。夕神迅の自供と決定的な2つの証拠品から、異例の短期間で有罪判決が下る。この事件は有罪となった者が検事であり、成歩堂の証拠品捏造事件の後に起こった出来事であったために人々の法曹界への強い不信を煽り、『法の暗黒時代』が幕を開けるきっかけとなる。
法律
序審法廷制度(じょしんほうていせいど)
- 『1』第2話から登場。逆転裁判の世界において、刑事事件の審理は、まず起訴された容疑者が有罪か無罪かのみを最長3日以内で審理する「序審」と、有罪が確定した後に被告の量刑などを審理する「本審」とに分れている。序審法廷制度はその制度の名称。増加する犯罪に対し、迅速に処理できるように制定された。ゲーム中で主人公が参加するのは全てこの序審法廷である。成歩堂は、この制度のことを「簡単にいうと最近、犯罪が多いから、ぱぱっと片付けちゃおうという制度」と説明しており、『4』で成歩堂はこの制度に対し疑問を投げかけている。なお、映画版では「序審裁判」という名称になっている。
- 『1』では制度の開始時期について「2、3年前」という成歩堂の発言があるが、『3』『検事』では御剣のデビュー時である2012年(『1』から逆算して4年前)には既にこの制度が開始している。
裁判員制度(さいばんいんせいど)
- 『4』で登場する新しい裁判システム。その内容は、裁判員と呼ばれる人達が裁判の様子(加えて、それ以前の調査の様子)を別室で視聴し、有罪・無罪の判断を下すというもの。成歩堂が案内役を務める。ゲーム付属の取り扱い説明書に“本当の”裁判員制度の解説があったり、法務省のサイトのURLの記載があるなど、プレイヤーに対して裁判員制度の見識を広めようとする製作者側の意図も見受けられる。なお、実際の制度はゲーム中のものとは大きく異なる。
国家
ボルジニア共和国(ボルジニアきょうわこく)
- 『4』第3話に登場する、歌姫・ラミロアがやってきた国で、『検事』第2話に登場するジンク・ホワイト2世の出身国でもある。『検事』において北欧にある小国であることが明かされた。「ボルジニアの布」「ボルジニアのマユ」という特産品がある。
- ボルジニア語は文字のパターンが少なく、象形文字のようなもので描かれているが、その中には波動拳を撃っている人の姿がある。巧舟自身が製作した『ディノクライシス』の舞台でもある。
その他
倉院流霊媒道(くらいんりゅうれいばいどう)
- 『1』『2』『3』に登場しており、非常に霊力の強い家系である綾里家(霊力を有するのは女性のみ)に伝わる“本物の”霊媒術。始祖は綾里供子。他の流派も存在する(『2』の春美の発言から)。『4』では登場していない。名前はクラインの壺からとられたもので、作中では「倉院の壺」と呼ばれる品がたびたび証拠品として登場する。以下は倉院流霊媒道の特徴。
-
- 霊媒の最中、霊媒師自身の意識は完全に途絶え、何も知覚できない状態となり、霊媒を終えた後もその間のことはまったく記憶に残らない。そのため霊媒師自身が霊と意思の疎通をとることはできない。霊媒中は肉体にも変化が起こり、容姿は霊媒対象と同じものに変わり、生前の人格そのままに振舞う。ホクロなどごく小さな特徴まで再現され、霊媒師本人の外見的特徴はせいぜい装束と毛髪のスタイルくらいにしか残らない。
- 霊媒をするかどうかの主導権は完全に霊媒師側にあり、霊の方から勝手に身体に入り込むことはできない。だが霊媒師が未熟だった場合、霊媒には成功してもその霊を制御しきれなくなる場合がある。
チャーリー
- 成歩堂の事務所に置かれている観葉植物。名前が判明したのは『1』第3話から。種類は「コルディリネ・ストリクター」。事務所が千尋のものだった頃から置かれていた。成歩堂によると、「事務所のマスコットキャラクター」。真宵や春美に水を過剰にやられたり、茜の特製化学肥料で妙に黄色くなったりと、散々な目に遭っている。前述したように、成歩堂が来る以前から事務所にあるので、みぬきからは「センパイ」と呼ばれている。
ホテル・バンドー
- 成歩堂法律事務所の向かいにあるホテルの名前。『1』では「板東ホテル」という名称で小さなビジネスホテルだったが、ある事件以来有名になり、「ホテル・バンドー」という名のホテルになり、徐々に大型化していった。『2』には同系列の「ホテル・バンドー・インペリアル」が登場し、『3』では街の一角に「バンドーランド」を建設しており、『検事』ではそれが舞台となった。
- 宿泊料金は「ホテル・バンドー」(板東ホテル)が一泊につきシングル6000円、ツイン11000円。「ホテル・バンドー・インペリアル」は一部屋に二名まで宿泊可能で40000円、来賓用のロイヤルスイートは10万円以上になる。
『大江戸戦士トノサマン』シリーズ(おおえどせんし-)
- 『1』第2話から登場。子供向けの人気番組。真宵や10歳前後くらいのヤングが夢中になっている特撮ヒーロー番組で、「大江戸戦士トノサマン」と「小江戸剣士ヒメサマン」の時は毎週夕方5時に放送していたが、「大江戸戦士トノサマン・丙!」からは、毎週日曜、朝8時に放送されており、英都撮影所で製作されている。「大江戸戦士トノサマン」のストーリーは、ネオ・エドシティを舞台に悪の宿敵アクダイカーンと死闘を繰り広げるというもの。ネオ・エドシティにはネオ・フジヤマも存在する。もう1つの子供向けの番組「忍者ナンジャ」とはライバル関係。ストーリーについては登場人物の口からある程度が語られるのみだが、ゲームの中の世界ではライバル番組を押しのけ絶大な人気を誇っている。成歩堂の携帯の着メロもトノサマンのテーマである。御剣も隠れファンの一人(詳細は御剣怜侍を参照)。
- 2016年度上半期の「大江戸戦士トノサマン」に始まり、2016年度下半期の「小江戸剣士ヒメサマン」、そして2017年度の「大江戸戦士トノサマン」の続編「大江戸戦士トノサマン・丙!(へい)」、2018年度には、トノサマンがヒメサマンと結ばれ、間にはワカサマンという子供ができるストーリー(大江戸亭主トノサマンOTTO)に繋がる。2025年の『4』の時点でもシリーズは続いており、「電動伝道師サマンサマン」に続く最新シリーズのタイトルは「ボージャク武人ナニサマン」である。
- また、サウンドトラックでは「トノサマンのテーマ」に歌詞が用意されており、ゲーム中では『検事』で子供が口ずさんでいる。2012年の「逆転裁判10周年 特別法廷」では水木一郎がステージ上で歌った。
忍者ナンジャ(にんじゃ-)
- 『2』第4話から登場。子供向けの人気番組。舞台は室町時代。忍者としては駄目なナンジャには、美しい声という素晴らしい武器が。真っ赤なギターを片手に室町時代の芸能界に殴り込み、スターダムに伸し上がるサクセス物語。『2』の荷星の発言によると、元は映画のリメイク作品としての企画だった(『1』第3話で英都撮影所内にポスターが貼られている映画「武士節」が同様のストーリーである)。光映撮影所で製作されており、『大江戸戦士トノサマン』シリーズとはライバル関係で、いつもトノサマンに負けている子供向け番組だが、「全日本ヒーロー・オブ・ヒーロー」で惜しくもグランプリを逃してしまうほどの人気である。放送は『大江戸戦士トノサマン』シリーズと同じく毎週日曜、朝8時に放送されている。美雲は「忍者ナンジャ」のファン。
オニャンコポン
- 『2』第4話から登場。ヒーロー番組であるが、『検事2』での茜の発言によると「放送時間も制作会社も謎」というミステリアスな番組らしい(御剣は「製作会社がつぶれただけ」と考えている)。『検事2』で猿代草太がきているシャツに描かれているのもオニャンコポンである。時の支配者ズルワーンを相手に戦う謎のエスニック・ヒーロー。「全日本ヒーロー・オブ・ヒーロー」にノミネートされており、コアな人気があるが、『5』では『クイズ逆転推理』にて成歩堂が「今時オニャンコポンの人気じゃTV出演は無理だろう」と発言しており、人気は落ちてしまった模様。なお、『オニャンコポン』はガーナのアシャンティ人に伝わる神であり、『ズルワーン』はズルワーン教における創造神・時間の神の名前。
脚立(きゃたつ)
- シリーズ各作品に必ず1回は登場し、ハシゴとの違いがしばしば議論される、いわゆる「お遊び要素」の一つ。成歩堂編では真宵や茜、糸鋸などが脚立のことを「ハシゴ」と呼び、成歩堂に正されるが「同じような物」「もっとホンシツを見よう」と返されるというもの。また、『2』『3』では暖炉と竈の違いについて似たような会話が展開される。
- 『4』では、逆に主人公である王泥喜が「もっとホンシツを見よう」と言う立場になっている。さらに『4』では王泥喜に「面倒だから、まとめて『キャシゴ』と呼ぼう」と言われてしまった。『検事』では「ハシゴ」が登場する。
- 『検事』では、御剣怜侍が「ハシゴ」、美雲が「脚立」と言い、『検事2』では、馬堂が「ハシゴ」、御剣信が「脚立」と言う。
タイホくん
- 警察のマスコットキャラクター。モデルは現実の警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」。『1』第4話からの警察署・刑事課の背景の人形で登場。刑事課の課長が考えたキャラクターであり、『1』では刑事課のマスコットに留まっていたが、『2』では所轄署の、『3』では警察その物のマスコットになり、新しい仲間「タイホちゃん」も加わった。「タイホくん」と「タイホちゃん」が結婚する時は、互いに手錠を掛ける。『蘇る』では、糸鋸刑事の手で「ダンシングタイホくん」という動くベニヤ板製のロボットが作られ、『逆転裁判』シリーズでキャラクターの仲間入りを果たす。また、『蘇る』では、事件に強く関わり、成歩堂達に散々迷惑をかけた。タイホくんに関して、真宵や春美は「カワイイ」と賞賛しているものの、御剣は「カイブツ」「うごめくベニヤ板」と表現しているため、かなり評価が分かれているようである。
- 『2』第1話、『検事』第1話で須々木マコがタイホくんの服を着ており、バンドーランドのマスコットキャラクターにもなっていた。7年後の世界の『4』では、ガリューウエーブのマスコットキャラクターとして人気を博していて、Tシャツ、ギター化、着ぐるみ化などされ、「レッドタイホ」などの亜種も登場した。『検事』第3話で「プロトタイホくん」「ワルホくん」が新たに加わり、「タイホくん」「タイホちゃん」「プロトタイホくん」「ワルホくん」がキグルミで登場した。『レイトン教授VS逆転裁判』にも「ミスター・タイホ」が登場。
ベントーランド
- 『蘇る』から登場した弁当屋。普通でまともな弁当を売るが、中には個性的で食べられない弁当も売る。『検事』第2話では、羽咲空港でベントーランドの販売員が登場している。
ガリューウエーブ
- 牙琉響也がリーダー&ボーカル&ギターを務める大人気ロックバンド。メンバーの5人全員が警察関係者で、デビュー曲「恋の禁固刑・13年」をはじめ、発表した曲は全てミリオンセラーになっている。作中で判明しているメンバーは響也と眉月大庵のみ。結成した理由は響也によると「女の子に振り向いてもらいたいから」。『検事』第3話ではマークのみ登場する。
勇盟大学(ゆうめいだいがく)
- 『3』『4』に登場した大学。成歩堂の母校。『3』の美柳ちなみ、呑田菊三、『4』の河津京作が在学している。劇中では芸術学部、文学部、薬学部、理工学部の存在が判明している。『3』第1話では事件の現場となった。
私立テミス法律学園(しりつテミスほうりつがくえん)
- 『5』に登場した学校。教育課程は基本的に通常の高校と同じ(15歳以上で入学、3年間就学)だが、法曹三者を育成するための専門課程があり、希望した進路に応じて弁護士クラス・検事クラス・裁判官クラスに分けられている。制服の色もクラスに応じて分けられている。模擬裁判を行うための裁判所を模した教室など設備は整っており、王泥喜は「オレが通っていた学校とは大違いだ」と言っている。また実務についている法曹を講師として呼ぶこともあり、劇中では響也と成歩堂が呼ばれている(成歩堂は「異議あり!」の指の角度などを教えていた)。響也と『検事2』に登場した一柳弓彦はこの学校の卒業生で、同期である。
*wikipediaより引用
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